こんにちは、望月小鳥です。
『歳の差夫婦が整えて、生きる食卓』第三十七話 「魔法の的と、従魔との連携」 を公開しました。
今回は、冒険者登録時の実力試験前半を描いたお話です。
真由の魔法試験と、瑛太・ルクスによる連携試験を通して、それぞれの「今できること」と「これから伸ばしていく課題」を描きました。
強さよりも「課題」を大切に
今回の試験では、誰かを圧倒するような派手な戦闘ではなく、今の実力を客観的に知ることを意識して書いています。
真由は魔法そのものは安定して扱えるものの、威力を抑えすぎたり、攻撃後に周囲への警戒が途切れてしまったりと、実戦では見逃せない課題が見つかりました。
できなかったことは悔しくても、それを知ることが成長への第一歩。
この作品では「最初から何でもできる主人公」ではなく、一歩ずつ経験を積み重ねていく姿を大切にしています。
セレナの実力
受付嬢として登場したセレナですが、今回は冒険者としての一面も描きました。
冷静に試験を進めながらも、相手の動きをよく見て改善点を伝える姿は、元Aランク冒険者だからこその説得力があります。
真由たちを評価するだけではなく、「どうすればもっと良くなるのか」を示してくれる存在として、今後も活躍してもらう予定です。
瑛太とルクスだからこその連携
今回一番書いていて楽しかったのは、瑛太とルクスの連携試験でした。
言葉を多く交わさなくても、お互いの動きを理解し、相手の行動に合わせて自然と動ける。
そんな二人の信頼関係を、戦闘を通して表現できたのではないかと思っています。
ルクスも決して独断で飛び出さず、瑛太の指示を待ちながら戦うことで、「従魔」というより「相棒」と呼べる存在になってきたように感じます。
次回はいよいよガイルと黒曜
試験の最後を飾るのは、ガイルと黒曜の模擬戦です。
これまで飄々としていたガイルが剣を抜き、豪快な黒曜と向かい合った瞬間、訓練場の空気は一変します。
果たしてガイルはどこまで本気を見せるのか。
そして黒曜との勝負はどのような結末を迎えるのか。
次回も楽しんでいただけたら嬉しいです。
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