『歳の差夫婦が整えて、生きる食卓』第28話「それぞれの成果と、変わらない約束」を公開しました。
今回は、それぞれが積み重ねてきた努力が形になる一話です。
真由はMP回復薬の完成を目指し、瑛太は真由へ贈る指輪を作り上げます。
派手な戦闘や大きな事件はありませんが、この作品らしい「積み重ね」を描けた回になったと思います。
それぞれが積み重ねた成果
真由は調合室へ籠もり、何度も試行錯誤を繰り返しながらMP回復薬の調合へ挑戦しました。
失敗を重ねながらも完成した三本のMP回復薬。
一方で瑛太も、鍛冶場で何度も失敗を繰り返しながら銀の指輪を作り上げます。
一度で成功するのではなく、失敗し、学び、少しずつ前へ進んでいく。
『歳の差夫婦が整えて、生きる食卓』では、そうした過程を大切にしています。
言葉よりも行動で伝える瑛太
今回、一番書きたかったのは瑛太でした。
普段は多くを語らない人物ですが、だからこそ気持ちは行動で伝えます。
真由が集中すると食事も忘れてしまうことを理解し、昼食を口元まで運ぶ姿。
そして、前の世界で当たり前だった指輪を、この世界でももう一度贈ろうと決意する姿。
「夫婦だから」という言葉ではなく、自然な行動の積み重ねで二人の関係を描きたいと思いました。
変わらない約束
タイトルにある「変わらない約束」は、指輪そのものではありません。
世界が変わっても、お互いを大切に思う気持ちは変わらない。
前の世界と同じ指輪ではなくても、瑛太が作った新しい指輪には、そんな想いが込められています。
礼拝堂で指輪を受け取り、薬指へはめる場面は、私自身も特に印象に残っている場面になりました。
これから二人は街へ向かい、新しい出会いや出来事を経験していきます。
それでも、この指輪は二人が積み重ねてきた日々を思い出させてくれる、大切な証になってくれるはずです。
▽作品はこちら▽
【小説家になろうで読む】
https://ncode.syosetu.com/n8161ly/
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https://kakuyomu.jp/works/2912051597641384846/episodes/2912051602044425626
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